毎日が蒸し暑くなってきました。
皆さま、これからの季節、熱中症に気を付けてくださいね。
さて先日は、廿日市消防署から消防士の方2名に来ていただき「救命講習会」が開かれました。
奥田講師と山崎講師です。
最初にDVDを見て救急救命の基本的知識を学んだところで、さあ実践!
「男」?「女」?つうか「外人」?・・・・・可愛くないのは確かです。
そして人口呼吸したら、再び胸骨圧迫30回・・・・
・・・・とAEDが来るまで続けます
この胸部圧迫が結構ハード。
軽くめまいがしました。(*´Д`)
そして後半は、場面を設定しての実戦形式の練習。
以下、本日のミッション ※注)音が出ます)
・・・・という感動のアドベンチャー・ストーリー
第1発見者のNケアマネが駆け寄ります。
「あっ・・・人が倒れてるっ」
てきぱきとマニュアルどおりに119番とAEDを回りの人に指示。
しかし・・・はっ!と気づいたNマネ。
ここで質問です。
安全なところまで動かすべきか、そのままで応急処置を行うか・・・?
「頭とか打ってたらマズイよねー」
「そっと運んだら?」
「いや、フツー、道にそんな(都合のいい)もんないだろー」
と、ガチャガチャ言い合いながらも・・・
結論をいうと、(助けるほうも助けられるほうも)安全確保が最優先なので「動かして可」だそうです。
「えーと、〇〇に抜ける道路沿いの・・・あ~H小学校が見えます。」と現場の場所を報告。
実はこの場所を速く正確に伝えられるかどうかに、救急車の到着時間が関わってきます。
そして、胸骨圧迫開始。←最近は心臓マッサージとは言わないらしい
そこへ近所に住むと思われる「おっちゃん」が登場
おっちゃん:「どしたん?なんかあったんか?」
職員A:「人が倒れてるんですよ」
おっちゃん:「「おおっ!こりゃおおごとじゃのー!!」
おっちゃん:「救急車は、呼んだかいの?」
職員A:「救急車がなかなか来ないんですよ」
おっちゃん:「ほぉ・・・あれがAEDっちゅうもんか??
おっちゃん:「ところであんたらそこの施設の人かいの?」
と、軽くミニコントをかましておりましたが・・・ ←誰のツッコミもなし
まだまだ、救命は続きます。
消防署から現場まで9分の設定でしたが、わりと長い。
なかなか来ない救急車。
入れ替わり立ち代わり胸骨圧迫&人口呼吸。
そして、ようやく救急車到着。(つまり先生のストップがかかった)
救急車が到着するまでに出来ることは沢山あることを学んだ一日でした。
こちらのページもどうぞ。尚、視聴は自己責任でお願いします(笑)
「心止村湯けむり事件簿」 ↓(Ctrlを押しながらクリック。別ウィンドウで開きます)
http://aed-project.jp/suspence-drama/
廿日市消防署の山崎様、奥田様
本日は大変有意義な講習をありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
さて、余談ですが・・・
実は救急車に乗った(←運ばれた)ことのある筆者。
(不謹慎かもしれませんが・・・)救急車に乗せられるって、意識があったら超恥ずかしいですよ。
会社というか、そのビル全体からワヤワヤと人が集まってきてね・・・。
衆目の中、担架で救急車に運び込まれるわけですから。
「何?」「だれ?」「え?○○会社の××さん?」みたいになって・・・
「おまえら仕事に帰れよ~」と、苦しいは恥ずかしいは・・・
さて、救急車の乗った感想ですが・・・
・バスとかよりも全然ガタる。
・ドラマとかみたいに緊迫した感じは全くなく誰も焦ってない。
そして・・・
・思ったより遅い。
たぶん苦しかったので、(到着が)遅く感じたんだと思いますが・・・
とまあ、その時のトラウマがよみがえり、「(今日は)何があっても絶対倒れないぞ。格好の被検者になってしまう・・・・」と思ったのでした。
最後に・・・
もし緊急車両が後ろから近づいてきたら、右側に緊急車両が通れるほどの空間が出来るように、左に寄って停まってください。
救急車は普通車よりも大きいです。
決して狭いところで停まらないでください。
出来ないようでしたら、広いところまで走って行ってください。